はっせーのカリフォルニア駐在日記

英語ダメ、海外経験ゼロからのアメリカ駐在員の奮闘記です

ホノルルマラソンのバーチャル大会に参加してみた in 2023

こんにちはアメリカ駐在員のはっせーです。

 

早速ですが、12月と言えばホノルルマラソン!(そんなことないかもしれませんが…)

実はホノルルマラソンはバーチャルでも開催されていて、世界中のどこからでも参加できるということをご存知でしたか?いつか機会があれば…と、1度は参加してみたいと夢見ていたところ、バーチャル大会の開催を知り早速登録して参加してきたのでレビューします。

 

 

Honolulu Marathon Virtual Beachfest について

バーチャル大会へのエントリーは、ホノルルマラソン大会のオフィシャルサイトにVIRTUAL EVENTSのリンクがあるのでそこから登録できます。

私が参加した2023年度大会は、実際のホノルルマラソンの開催日は2023/12/10でしたが、バーチャルイベントでは2023/12/10~2024/1/9の1か月の期間中に規定距離を完走すればOK。しかもバーチャルイベントでは規定距離を複数日に分けて走れるマルチデー方式が選択できます!フルマラソンなんて走り切れない…という人でも、1か月間にちょっとずつランニングすれば完走できる上に、ホノルルマラソンの完走証明書と記念メダル、加えて参加したイベントごとにデザインが異なるホノルルマラソン限定Tシャツがもらえます。

もちろんフルマラソンでも問題ない!と自信のある方は1日で走り切るワンデー方式での参加も可能です。もし途中で厳しくなったとしても…初回のエビデンス登録時に「ワンデー方式/マルチデー方式」を選択できますので、チャレンジしてみてから考えてみてもよいかもしれません(一度マルチデー方式を選択してからワンデー方式に切り替えることはできないようです)。私はフルマラソン完走なんて全くもって不可能なので、最初から潔くマルチデー方式で計画的にランニングスケジュールを立てました(笑)。

 

イベントの種類と費用

参加イベントは以下の3種類から選びます。複数のイベントへの参加もOKで、セット申し込みだと割引が得られます。ただし、1つのランニング実績を複数のイベントに重複して登録することはできず、登録したイベントの分だけ追加で走破しなければいけないのでご注意ください。

Honolulu Marathon (26.2miles/42.195km)
Start to Park 10k (6.2miles/10km)
Kalakaua Merrie Mile (1miles/1.61km)

 

ホノルルマラソンの日本版サイト

後から知ったのですが、日本版のホノルルマラソン大会のサイトもありました。

私はUSサイトから参加したのですが、同じアカウント(Google Accountを使用しました)で日本版のマイページにもアクセスできました。ただ、当然ながら参加したイベントはUS版のみにしか表示されず、日本版のサイトにはアクセスできるものの参加したイベント履歴等は一切表示されませんでした。日本版サイトの運営はホノルルマラソン日本事務局とのことなので、どちらのサイトから登録するかで切り分けられているようです。

もしUSサイトで登録したとしても、Tシャツ等の発送はアメリカ国外に向けても対応しているようなので、どちらのサイトから登録しても問題はなさそうです。

Official SiteのFAQより
Do you ship internationally?
Yes, the Honolulu Marathon Virtual races are a global events, we ship to most countries in the world.

ホノルルマラソン(バーチャルイベント)は世界的なイベントなので、世界中のほとんどの国へ発送しているとのこと。すごいですね!

ちなみにですが、日本サイトでイベント参加費用を確認したところ、フルマラソン(9,000円/US版は45ドル)、10Kラン&ウォーク(8,000円/US版は40ドル)、カラカウアメリーマイル(7,600円/US版は35ドル)でした。為替レートを考慮しても…日本版の方は割高感があるかなと感じました。もし英語が苦手であっても、ブラウザの翻訳機能を利用すれば問題ないと思いますので、USサイトからの参加を検討してみてもよいかと思います。

 

2023年度のホノルルマラソン(バーチャル大会)サイト

(US版)

www.honolulumarathon.org

(日本版はこちら)

www.honolulumarathon.jp

 

ランニング実績登録とエビデンスの提出

ホノルルマラソンのマイページより、自分が参加しているイベントにアクセスしてアクティビティログ(ランニングやウォーキングのエビデンス)を登録します。走った距離(Mile/Km選択可能)と、時間(HH:MM:SS)を入力して、エビデンスの画面キャプチャをアップロードしたら「SAVE」ボタンを押して登録完了です。

この入力画面でちょっとわかりにくいのが画面下の「SUBMIT」ボタンで、これは自分が参加するイベントの規定距離分の入力を満たしたら押せるようになります。ですので、完走するまではランニングしては登録してSAVEボタン…という作業を繰り返していくことになります。ちなみにですが、「SUBMIT」ボタンを押して提出すると、ホノルルマラソンの主催者側で提出済みエビデンスを照合する審査に入ります。私の場合ですと、金曜日に全ての登録が完了してSUBMITしたところ、その翌週の月曜には審査完了の案内がメールで送られてきました。

エビデンスに関してはGarminなどのトラッカーを使用して距離と時間を計測したものをキャプチャに取って提出とあります。特にアプリなどの指定は無かったので、iPhoneに純正で入っているフィットネスアプリで計測したレコードの画面キャプチャを使いました。iPhoneの表示言語は日本語のままだったのですが、特に指摘されることもなく審査完了しましたので、表示言語を気にする必要は無さそうです。また、室内でランニングマシンを使用したものであってもOKとのことです。

普段ランニングする時はApple Watchのみで計測しているので、自宅に戻ってからフィットネスアプリに反映された結果をキャプチャ保存して使いました。最終報告でSUBMITする際に、期間中のランニング実績一覧も一緒に提出してみました。エビデンスは複数登録することができるので、審査員にわかり易くしておくと良いかもしれないですね。

 

エビデンス登録した後の流れ

ランニング実績登録とエビデンス提出が終わり審査完了の連絡を受けると、「FINISHER PACK」の送付手配の連絡がメールで届きます。メール記載の通りの流れで送付手続きを進めていけば問題ないのですが、ちょっと手続きにクセがあったので自分が気になった注意点を書いていきます。

メール本文のClick Hereから進むと、自分が登録したイベントのTシャツ+メダルの購入画面に遷移します。リンクから飛んだ先の商品ページには登録したイベントの購入金額で販売されていて、それをカートに追加すると割引クーポンが適用されて実質負担ゼロで購入手続きをするという仕組みです。ところがカート画面のContact欄に自分のメアド(ホノルルマラソンに登録した際に使用したメアドと案内メールに指定されてます)を入力すると、Shop Payというプロバイダーの認証が発動します(私が過去にShop Payを利用して登録済みだからかもしれません)。この認証を行うと、なんと先ほどの割引クーポンが削除されてしまうという摩訶不思議な現象が発生します。。うっかりそのまま進むと請求発生してしまう気がするのでお気を付けください。


参加してみた感想

正直なところ、日々のランニングで参加できるだけならついでに…と記念品を目当てに登録しただけであまり期待してませんでした。ところがいざ参加してみると、これがなかなかに面白い!フルマラソンをマルチデー方式で完走するには、1日あたり5Km強を8回走る必要があるので、1週間に2日時間を取ればOKと気楽なスケジュールです。しかしこれを一度目標にセットすると、「やるぞ!!」と自分の中でモチベーションが上がります。目標が明確になるので、ランニングに挑戦しては挫折しているような方に是非チャレンジして欲しいと思います。ランニングを日常に取り込む良い機会になりますよ!

そして何より、バーチャル大会のマイページ上の仕掛けが面白い!ランニング実績をマイページ上に登録すると、実際のホノルルマラソンで今どの地点に到達しているかを地図上でトレースしてくれます。

また所々のスポットでは、実際のホノルルマラソンでの様子が紹介されていてなんだか本当に現地で一緒に走っている気分になれます。

他にも本大会と同じデザインのビブスがダウンロードできるので、付けて走れば現地でホノルルマラソンに参加している気分になれると思います!僕は付けませんでしたけど😆こういう仕掛けを思いつくのがアメリカっぽい発想だなーと感心します。

また次回も参加してみたいと思ってます。でも、いつかは現地ホノルルでリアル大会に参加してみたいです!!