こんにちわ、アメリカ駐在員のはっせーです。
本日はオルジャト=モニュメント・バレー(Oljato-Monument Valley)への旅を書いていきます。
私の住んでいるカリフォルニア州ベイエリアからラスベガス経由のルートで約950Miles(1,528Km)の移動です。途中でアンテロープキャニオンに寄り道したので、ロードトリップ3日目での到着です。
モニュメントバレーについて
ここモニュメントバレーは、グランドサークルの中でも絶対に訪れたかった場所です。
多くの映画やジャケットなどでよく見かけるこの景色は、特に映画「フォレストガンプ」でトムハンクスが走り続けて最後に立ち止まった場所として超有名!"I'm tired. I'm going back home."と言って歩いて帰っていくのですが…こんなところからどうやって歩いて帰るのさ…😅。
それくらい見渡す限り荒涼とした場所で、ところどころにポツポツとモニュメントバレーを象徴する岩山ビュートが点在している以外に何もありません。でもこの景色が何とも言えず不思議で美しく、眺めていると思わずため息が漏れてしまいます。
周辺情報
オルジャト=モニュメント・バレーはユタ州との州境のアリゾナ北部に位置しており、この周辺の地域一帯を占めるナバホ・ネイションというナバホ族の自治領の中に含まれます。といっても、ナバホ自治領内に入る際にパスポートなどは必要ありません。アメリカのその他の州と基本的には交通ルールも同じなので、特に違和感なくドライブできると思います。ガソリンスタンドや、ファストフードなどもありますが…主要な街にしか無いと考えた方がよいくらいちょっと寂れています。
我が家はアンテロープキャニオン(アリゾナ州ページ)方面からモニュメントバレーへ向かったのですが、途中にはカイエンタという街があるものの、食材や水などを買い込んでおくのであればページで済ませておいた方が無難です。グランドキャニオン南部側より向かう場合はフラッグスタッフ(Route66の宿場町)で準備を済ませることをおすすめします。モニュメントバレーを抜けた先(ユタ州方面)はブランディングという街まで閑散とした状況が続いていた記憶があります。
ホテル情報
モニュメントバレー周辺にいくつかホテルはあるようですが、おすすめしたいのはTHE VIEW HOTELの一択!理由は、最もバレーに近い場所に位置しているので、部屋からの眺望に遮るものが一切なく景色がとても素晴らしい。
特にホテルから少し離れた場所で、キャンプグラウンドにあるプレミアムキャビンが超絶おすすめ!!我が家はラッキーなことにプレミアムキャビンに宿泊できたのですが、忘れられない素晴らしい経験をできました。詳しくは、以下のキャビン泊のブログをご覧ください!!
THE VIEW HOTELに向かう一本道にある料金所で、1人$8の通行料が別途必要になります。これはホテルの宿泊客であっても必要とのことでした。国立公園の年間パスポートなどは使えないのでご注意ください(カード決済OKでした)。
モニュメントバレー内の観光
THE VIEW HOTELからバレー内に自分の車でアクセスができます。オプショナルツアーでしか入れないエリアもあるようですが、自分でドライブするだけでも楽しめるので是非チャレンジしてみてください。
バレー内まで下りてグルっと周回するコースで、1周約1時間ちょっとになります。観光時間を考慮すると、2時間程度あればまわれると思います。
ここからバレー内に向かって進んでいきます。
見ての通りオフロードで、少し赤い砂埃で車が大変なことになりますので覚悟してください。セダンやスポーツカーで挑戦する強者も見かけましたが…できる限り四輪駆動で行くことをおすすめします。我が家のHighlanderは前輪駆動の2WDなのですが、傾斜を登りきれず立ち往生しそうになりました…😓
上り坂で対向車とすれ違う際に減速したところ、タイヤが空転してしまい全く進むことができず…少しバックしてからスピード付けて一気に登りきりました!!立ち往生にならなくて本当に良かった😱
バレーに向かう坂は思った以上に傾斜がありますので、皆さんもお気をつけください。
バレー内では遠くから眺めていたビュートの間近まで行けます。
近くで見るとその大きさに圧倒されます。
3本のビュートが立つTHREE SISTERS。
なんとも不思議な光景です。
アーティストポイントは少し小高い丘になっていて、そこからモニュメントバレーが一望できます。見渡す限り荒野の砂漠が広がっていて、西部劇のワンシーンを彷彿とさせます。どこまでも続く大地を見ていると、アメリカの雄大さ改めてを実感させられました。
モニュメントバレーの風景は、THE VIEW HOTELから眺めるだけでも十分に楽しめますが、是非ともバレー内に入ってビュートを間近に見てみてください。
オフロードを走るちょっとしたスリルもあって、忘れられない貴重な思い出になると思います😊